日本の企業の多くは、未だに年功序列制度をとっています。
今の収入に満足していない人は、出世を目指すのもひとつの手ですが、年功序列の考えが強い企業では、圧倒的に時間がかかります。
増税や年金引き下げや物価高で、生活は厳しくなるばかり。
同じ会社にずっと勤めてきたけど、基本給は少ないし、昇給も5000円程度。
これじゃあ、いつになっても楽になれないよ!
どうしたらいいの?
20代・30代のうちから手っ取り早く収入アップさせたいなら、給与水準の高い業界・会社に転職するのがおすすめです!
でも、転職が成功するとは限らないよ。
失敗したり、収入が下がったりしたらどうしよう・・・。
と不安に思っている人のために、今回は「転職で収入が上がる方法」と「未経験でも転職できるおすすめの職種」をご紹介します。
おかねこも過去に2度転職していますが、2度の転職で45%の収入アップに成功しています。
転職を迷っている人は、今の会社を辞めずに、この記事に書かれている方法を参考に転職活動にチャレンジすれば、リスクをおかさず収入アップできますよ!
転職で収入が上がる方法
2010年以来、転職者数は9年連続で増加しており(総務省「労働力調査」より)、15歳~44歳の40%以上は収入アップに成功しています。(厚生労働省「転職実態調査の概況」より)
転職で収入がアップした場合、平均で5%から10%上がっているというデータも出ています。
年収500万円の人が10%年収を上げると、50万円増える計算になります。
多くの人が転職による収入アップに成功し、大きく収入を増加させていることが分かりますね。
勿論、収入がダウンする可能性もあります。
しかし「転職で収入が上がる方法」を知ることで、大幅にリスクを減らすことができます。
それでは、どんな方法があるのかひとつずつ見ていきましょう。
今までの経験やスキルを活かして転職する
今までに経験してきた業種・職種と近い仕事であれば、経験やスキルを活かして転職することができます。
中途採用においては経験やスキルが重視されるため、強みになる経験やスキルのある人は、面接の際にアピールすると良いでしょう。
経験やスキルがない場合は、仕事に関する資格を取得していると有利になります。
給与水準の高い業界・会社に転職する
強みになる経験やスキルがない場合は、給与水準の高い業界や会社に転職するのが収入アップの近道です。
収入の高い業界を調べ、応募先企業を絞り込みましょう。
現在の収入が平均を下回っている場合は、効率的に収入を上げることができます。
年功序列の企業より、成果主義の企業を選ぶ
冒頭でお話ししたように、年功序列の企業では、出世までに時間がかかります。
反対に成果主義の企業では、能力次第で昇給が望めるので、年功序列の企業よりも成果主義の企業を選びましょう。
インセンティブ制度(成果に応じて基本給以外の報酬が貰える制度)を導入している企業では、能力次第で収入を大幅にアップできます。
外資系企業やベンチャー企業も視野に入れてみると良いでしょう。
面接時に給与交渉をする
自分の能力に自信があり、今までの経験やスキルが活かせる会社の面接を受ける場合は、上級者向けの方法となりますが、給与交渉をするのも良いでしょう。
給与交渉をする場合は、あらかじめ応募先企業の平均年収を調べておいて、平均年収を上回らない範囲で希望額を伝えると良いでしょう。
また、自分の能力に比べて高い希望額を提示すると、交渉が失敗するリスクが高くなるので、自分の能力と経験やスキルがどれほど応募先企業の役に立てるのかを考慮して、希望額を伝えるようにしましょう。
転職エージェントに相談する
転職で収入アップしたいけれど、経験やスキルに自信がないという人は、転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントは、あなたの希望や条件に合った転職先を紹介してくれます。
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策のサポートもしてくれるので、転職活動が有利になり、成功率が大幅アップしますよ!
未経験でも転職できるおすすめの職種
未経験でも転職できる職種は少なく、収入がアップできる職種となると数も限られます。
以下の職種は未経験でも挑戦できて、収入アップの可能性も高いのでおすすめです!
ITエンジニア
ITエンジニアはコンピューター関連に特化した技術職で、システムの設計図を作るSE(システムエンジニア)やシステムを作るプログラマーなどの種類があります。
技術職ですが未経験でも比較的転職しやすく、転職先で教育や業務を通してスキルを身につけることができます。
仕事内容によっては在宅で働くことができるのも強みで、コロナ禍では在宅のエンジニアが活躍しました。
これからの時代も生き残ることのできる職業なので、スキルを身につければ職に困ることもありません。
ITエンジニアの全体的な平均年収は438万円です。
ITエンジニアにも様々な種類があり、クライアント企業のIT関連分野全般におけるアドバイスやシステム導入支援を行う、ITコンサルタントという仕事もあります。
経済産業省の調査結果によると、ITコンサルタントの平均年収は928万円となります。
ITコンサルタントも未経験でもなれますが、ITの知識が必要なため、IT業界である程度の経験を積んでから挑戦すると良いでしょう。
MR(メディカルリプレゼンタティブ)
MRとは医療情報担当者のことで、医師や薬剤師に自社の医薬品の販売を行う仕事です。
理系出身(特に薬学部出身)の場合は未経験でも転職できる可能性が高くなります。
文系出身の場合は、2年以上の営業経験を求められるケースが多いです。
中堅企業の平均年収は400~500万円。
大手企業の平均年収は700~1000万円となります。
未経験の場合は、MRの中でもコントラクトMRという、製薬企業ではなくCSO(医療品販売業務受託機関)と呼ばれるアウトソーシング企業に属するMRの方が、転職しやすいでしょう。
保険営業
保険営業は自社の保険商品を紹介し、契約手続きを行う仕事です。
全体的な平均年収は441万円となりますが、成果に応じて高いインセンティブが支払われる企業もあり、能力次第では100万円を超えます。
ただし、成果を出せない場合は収入が下がるので、コミュニケーションに自信のある人が挑戦してみると良いでしょう。
不動産営業
不動産営業には、不動産賃貸仲介・不動産販売・不動産販売仲介の3つの種類があります。
全体的な平均年収は431万円となりますが、不動産業界はインセンティブ制度を導入している企業が多いので、成績次第では1000万円以上を狙える企業もあります。
より高い収入を狙うなら、投資用不動産の販売や売買仲介がおすすめです。
不動産営業についても成果を出せない場合は稼げないので、自信のある人が挑戦しましょう。
まとめ:未経験でも転職で収入アップが狙える!
転職経験のある多くの人が収入アップに成功しており、未経験でも十分に転職での収入アップ狙えることが分かりましたね!
それでは、転職で収入が上がる方法についておさらいしていきましょう。
- 今までの経験やスキルを活かして転職する
- 給与水準の高い業界・会社に転職する
- 成果主義の企業を選ぶ
- 面接時に給与交渉をする
- 転職エージェントに相談する(おすすめ!)
おすすめの方法は転職エージェントに相談し、給与水準の高い業界や会社を紹介してもらい、転職のサポートを受けることです。
転職初心者でも効率的に転職活動を行うことができ、転職も有利になります!
また、給与水準の高い職種から選びたいと思うなら、ITエンジニア・MR・保険営業・不動産営業も選択肢に入れてみるといいでしょう。
転職で一気に収入アップして、今までよりも豊かな生活を手に入れましょう!