コロナ禍により生活の基盤が不安定になる中で、年々副業への関心も高まっているようです。
2022年7月には厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」改定を発表し、働き方改革の施策の1つとして副業・兼業の普及促進を進めています。
とはいえ、未だに副業を禁止している会社もありますし、表面上は副業を許可されていても、体裁が悪くなってしまうケースもありますよね。
会社の給料だけじゃ少ないなぁ。
副業してお小遣い稼ぎしたいけど、会社にバレたらどうしよう。
と不安に思っている人も多いはず。
実はおかねこは会社員を続けながら副業をしていますが、10年間会社にバレたことはありません。
今回は10年間副業を続けてきたおかねこが、会社にバレずに副業を続けられるコツをお伝えします!
この記事を読んで分かること
- 副業がバレる理由
- 副業がバレないコツ
- バレにくい副業
この記事を読んでしっかり対策をして、会社にバレずに副業でお小遣い稼ぎをはじめましょう!
副業がバレる理由
ここからは副業がバレる主な理由を説明していきたいと思います。
副業がバレる理由は主に4つあります。
- 住民税の金額でバレる
- 社会保険料でバレる
- 人のうわさでバレる
- SNSを特定されてバレる
マイナンバー制度でも副業がバレるんじゃないの?
と思った人もいるかも知れませんが、マイナンバーの利用には制限がかけられており、会社が個人の所得を調べることは禁止されているので、マイナンバー制度が原因で副業がバレることはありません。
副業がバレる理由について、ひとつずつ見ていきましょう。
住民税の金額でバレる
副業がバレる理由の中で最も多いのが住民税の金額です。
副業によって所得が増えると、住民税の額が高くなります。
会社が住民税を納付する時に社員の住民税が増えたことに気づくと、副業の存在が疑われます。
社会保険に加入してバレる
副業がパートやアルバイトで社会保険に加入すると、本業の会社に決定通知書が届きます。
決定通知書には副業先の報酬月額が記載されているので、副業がバレてしまいます。
副業先で以下の全ての条件を満たした場合は、社会保険に加入しなければならないので注意しましょう。
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 月額賃金が8.8万円以上(年106万円以上)
- 雇用期間2ヶ月超が見込まれている
- 学生ではない
- 従業員数101人以上の企業
人のうわさでバレる
意外に多いのが、副業先で会社の人や取引先の人に見られてバレたというケースです。
また、信頼している社員に副業のことを話して、うわさが広がってしまったというケースもあります。
SNSを特定されてバレる
実名や顔写真を公開しているSNSで副業についての情報を発信して副業がバレることもあります。
匿名でSNSを使っている場合にも、個人が特定できるような情報発信には注意が必要です。
副業がバレないコツ
ここまでに副業がバレる4つの主な理由について説明してきましたが、ここからはそれぞれの対策方法をお伝えしていきます!
副業を疑われる可能性が0になるわけではありませんが、バレるリスクをかなり下げることができるので、きちんと対策をしていきましょう。
住民税についての対策方法
副業の所得が年間20万円を超える場合は、確定申告をする必要があります。
そして、多くの場合はこの確定申告の仕方を間違えていることが、副業がバレる原因となります。
副業がバレないようにするには確定申告書の「住民税に関する事項」の欄の「自分で交付」に〇をつけます。
これを普通徴収といいます。
普通徴収にすれば、副業で得た収入に関する住民税の通知が自宅に届き、住民税を自分で納付することができるので、会社に副業がバレずに済みます。
副業の所得が年間20万円を超えない場合は確定申告をする必要はありませんが、住民税の納付義務はあるので注意しましょう!
ただし、これは副業が事業所得や雑所得の場合です。
パートやアルバイトなどの給与所得の場合は、本業と副業の給与を合算して計算した住民税を、本業の給与から控除する形になります。
しかし、お住いの地域の市役所によっては、本業の給与のみで特別徴収税額を計算してもらえることがあります。
パートやアルバイトとして働きたい場合は、まずは市役所にそういった対応をしてもらえるか確認をすると良いでしょう。
パートやアルバイトをする前に、まずは市役所に相談しましょう!
事業所得・雑所得・給与所得が分からない人は、下の表を参考にして下さいね。
- 事業所得・・・(個人事業主が)事業で稼いだ収入から経費を引いたお金
対象となる人:個人事業主として開業している人
キャバ嬢やホステスなど業務委託契約を結んでいる人 - 雑所得・・・雑収入から経費を引いたお金
対象となる人:クラウドソーシングで仕事を受注している人(クラウドワークスなど)
フリマアプリで商品を販売している人(メルカリなど)
Youtubeやブログで広告収入をもらっている人
⇒ 確定申告を行い、普通徴収をする - 給与所得・・・雇用主から労働者に支払われるお金
対象となる人:パートやアルバイトをしている人
⇒ お住いの地域の市役所に問い合わせる
社会保険についての対策方法
社会保険に加入すると副業はバレてしまうので、パートやアルバイトの場合は「副業がバレる理由」で上げた5つの条件を満たさないように注意しましょう。
パートやアルバイトとして働きたい場合は、面接の際に「会社に副業がバレたくない」ことを相談すると良いでしょう。
ちなみに、キャバクラなどの夜のお仕事の場合は、お店との雇用契約ではなく業務委託契約を結ぶ形となり、個人事業主(フリーランス)となるので社会保険に加入する必要はありません。
夜のお仕事以外にも業務委託のお仕事はたくさんあるので、興味があれば調べてみて下さい。
コールセンターのオペレーターやカウンセラー、占い師などは業務委託で募集している会社もありますよ!
また、後ほど紹介する「バレにくい副業」の中から仕事を選べば、社会保険の心配をすることなく副業ができます!
社会保険の仕組みが分からず不安な人や、調べるのが面倒な人は「バレにくい副業」を参考にして下さい。
人のうわさについての対策方法
本業の職場近くのエリアで働くと、会社の人に見られてしまう可能性が高くなるので注意しましょう。
特に、接客業の場合は注意が必要です。
接客業などの表に出る仕事は避けるか、会社の人が来ないエリアで働く必要があります。
「バレにくい副業」でご紹介している在宅ワークなら、会社の人に見られることを気にせず、安心して副業ができるのでおすすめです!
また、信頼している社員にも副業の話はしないように徹底しましょう。
SNSについての対策方法
実名や顔写真を公開しているSNSでは、副業について触れないようにしましょう。
SNSで副業について発信する場合は、副業専用の匿名アカウントを作り、社員と繋がらないようにしましょう。
SNSを利用する場合は、以下の情報を公開しないように注意しましょう。
- 実名や顔写真などの個人情報
- 居住エリアが特定できる情報
- 会社の業種などが特定できる情報
- 一部の社員に特定される可能性のある情報
「今日〇〇(店名)で××(料理名)を食べた!」という投稿からもバレることがあるから注意してね!
バレにくい副業
「副業がバレないコツ」では、パートやアルバイトで給与所得を得る仕事や、接客業などの表に出る仕事はバレやすいことをご説明しました。
ここからは会社員でもバレにくいおすすめの副業をご紹介していきます。
ポイントは以下の3つです。
- 事業所得か雑所得になる
- 在宅でできる
- スマホやパソコンから手軽にできる
この3つの条件を満たして稼げるおすすめ副業は以下の5つです。
- Webライティング・・・Web上で公開する記事を書く
- フリマアプリ・・・オンライン上で商品の販売をする
- ポイ活・・・ポイントサイトを経由して商品購入や会員登録でポイントを貯める
- アンケートモニター・・・企業から依頼されたアンケートに答える
- アフィリエイト・・・企業の商品を購入したり、SNSやブログで紹介する
どの副業も在宅でスマホやパソコンから手軽にはじめられて、パートやアルバイトのように保険料や税金に悩むこともないのでおすすめです!
おかねこはどの副業もやっていますが、パートやアルバイトと違って、体調が悪い時は無理をしなくていいですし、自由な時間を確保できるのもおすすめポイントです!
おすすめ副業の関連記事も書いているので、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事を読んで、安全に副業生活をスタートさせましょう!
まとめ
「副業がバレる理由」をよく理解し「副業がバレないコツ」で挙げた注意点を守り「バレにくい副業」の「おすすめの副業5選」の中から副業を選べば、副業がバレるリスクを抑えて安全に副業ができます。
会社にバレない副業をする方法をまとめると、以下のようになります。
- 給与所得ではなく、事業所得・雑所得を得る
- パートやアルバイトではなく、在宅副業をする
- 副業分の住民税を自分で納付する
(確定申告書の「住民税に関する事項」の欄の「自分で交付」に〇をつける) - 社員に副業のことを話さない
- SNSで副業について発信する場合は、アカウントを特定されないように注意する
Webライティング・フリマアプリ・ポイ活・アンケートモニター・アフィリエイトの5つならば誰にもバレずに今日から副業を開始することも可能なので、今から副業をはじめてお小遣いを貯めちゃいましょう!